出張のたびに、自分だけの小さなご褒美を

出張先でのご褒美マッサージやスイーツで疲れを癒す食品販売の仕事ブログ 心地よく暮らすために
出張のご褒美タイム|マッサージ&スイーツでリフレッシュ

私は食品関係の仕事をしています。出張先では、デパートやイベント会場に立って、自社の商品をお客様に試食していただきながら販売することが多いです。人通りの多い売り場で、何時間も立ちっぱなし。声を張って商品をアピールし、次から次へと来てくださるお客様に笑顔で対応する。体力も気力も使う仕事です。やりがいも大きい一方で、出張が続くと心身ともにヘトヘトになってしまうこともあります。

そんな私が「これがあるから頑張れる」と思える習慣があります。それは、出張先でひとつだけ、自分にご褒美を許すことです。


ご褒美は「マッサージ」か「スイーツ」

そのご褒美はシンプルで、二択しかありません。

ひとつは、マッサージに行くこと
一日中立ちっぱなしで声を張っていると、夜には足がパンパンにむくみ、肩や腰もガチガチにこっています。そんなとき、ホテル近くのマッサージ店に立ち寄って、60分ほど施術を受けると、体がふっと軽くなるのです。施術中はほとんど意識がとけてしまうように眠ってしまい、終わったあとはリセットされたように元気を取り戻せます。

もうひとつは、普段食べないようなスイーツを食べること
出張で訪れる先には、その土地ならではのお菓子やカフェがあります。普段はカロリーを気にして控えているケーキやパフェも、「出張のときだけは特別」と決めて、一つだけ好きなものを選んで味わうのです。甘いものを口にした瞬間、心に余裕が戻ってくるのを感じます。

この二つのどちらかを必ず選んで「自分に許す」ことが、私のストレス発散法です。


都会だからこそ味わえる楽しみ

私は普段、自然豊かな田舎で暮らしています。近所にはコンビニやスーパーはありますが、マッサージ店やおしゃれなカフェはほとんどありません。車を30分以上走らせても、せいぜいファミリーレストランやチェーンの喫茶店くらい。

だからこそ、出張で都会に行くと「選べる楽しみ」が待っています。駅前にはマッサージ店がずらりと並び、ビルの一角には有名パティスリーやSNSで話題のスイーツがあふれている。田舎にいるときには味わえない体験です。

以前、東京出張のときに立ち寄ったカフェでは、季節限定のシャインマスカットのパフェを食べました。ひと口食べた瞬間、そのみずみずしさと上品な甘さに思わず「都会はすごいなあ」と感嘆してしまいました(笑)。また、大阪で仕事を終えた夜に受けたマッサージでは、都会の喧騒のなかでふっと静寂に包まれる時間を過ごせて、「この一時間のために頑張った」と心から思えたのを覚えています。

出張は体力的に大変ですが、都会ならではの特別感を味わえるのも、私にとっては大きな魅力です。


ご褒美を決めておくメリット

出張はどうしても疲れがたまります。でも、最初から「仕事が終わったら○○をする」と決めておくだけで、不思議とその日一日を頑張れるのです。

「今日の夜はマッサージに行こう」
「販売が終わったら、あのケーキを食べよう」

そう思うだけで、足の重さや声の枯れも、少しだけ気にならなくなります。ご褒美は大きなものではなくていい。むしろ小さな幸せをきちんと用意する方が、仕事を続けていく力になります。


続けていくための“切り替え力”

食品の試食販売は、ただ「売る」だけではありません。
笑顔で立ち、試食してくださるお客様一人ひとりと向き合うことが大切です。ときには辛口の感想をいただいたり、思うように売れなかったりして落ち込むこともあります。でも、翌日もまた同じように笑顔で立ち続けなければいけません。

そんなとき、ご褒美タイムは「気持ちの切り替え」に役立ちます。マッサージで体をほぐすと、心までやわらかくなりますし、スイーツを味わうと「明日も頑張ろう」と素直に思えます。


自分への小さな投資

ご褒美と聞くと「贅沢」と感じるかもしれません。でも、私にとっては明日も仕事を続けていくための必要経費のようなものです。疲れを放置したまま無理をしても、結局パフォーマンスが落ちてしまいます。それなら、自分を甘やかす時間をあえて作った方が、結果的に良い仕事につながります。


まとめ

出張のたびに、私は「マッサージ」か「スイーツ」か、どちらかひとつだけ自分に許します。田舎に暮らしているからこそ、都会に出たときに味わえるその特別感が、私の仕事を支えてくれているのです。

忙しい毎日のなかで、ほんのひとときでも自分をいたわる時間を持つこと。それが、長く仕事を続けるために欠かせない“切り替え力”なのだと、私は実感しています。

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